先日、カンガを購入してくださったお客様からこんなメールが届きました。
購入したカンガを使ってみました。
私は、動物が大好きで、その流れでアフリカも好きになり、アフリカの芸術、文化にもはまりました。
今は、オリジナルでデザインTシャツの販売をしております。
そこで、前々から気になってたカンガを、どうにか融合できないかなとずっと考えてました。
あくまでも、ポイントとして入れたかったので、袖部分にタグ付けしてみました。
思いの他、評判も良く、とても満足出来ました。
くわしく話を伺ってみると、TIMBAVATY（ティンババティ）というブランドで受注販売しているとのこと。
現在、本格的な販売体制を準備中とのことなので、
体制が整いましたら katikati でもご紹介させていただこうと思います。
男性向け？と思いきや、６割が女性なのだとか。応援しています！
HP ： http://timbavaty.wix.com/timbavaty
今回はカンガのデザインのお話。
アフリカに流通するさまざまなプリント布。
その中でも、独自の歴史性を持つカンガの特徴は、
３つのデザイン要素を持っていることにあります。
まず、一つ目が Pind （ ピンド ）と呼ばれる縁取り部分です。
そして、縁取りに囲まれた中央部分 Mji （ ムジ ）。
最後はスワヒリ語で書かれた文字のメッセージ Jina （ ジナ ）。
ピンド、ムジ、ジナ。
この３つの構成が他のアフリカ布には無い
カンガ・デザインの特徴となっています。
カンガデザインの印象を決めるムジ。
カンガ通が大切にするジナ。
しかし、私が最も注目したいのは縁取り部分のピンドです。
この部分に描かれるデザインの多様さは、
カンガがアジア、ヨーロッパ、イスラム文化
あらゆるデザインの影響を受けていることを象徴しているように思えます。
そこで、今回は普段あまり注目されていない
ピンドにスポットを当ててみました。
ピンドにも注目を！
カンガの奥深さ、ちょっとカンガを見る目が変わってきませんか？