アフリカ布 「 カンガ 」 セイイング は面白い – Jina
kanga saying

 

今回は “セイイング” のお話。
 
セイイングとは?

カンガの下中央部に記されているスワヒリ語で書かれたメッセージをセイイングといいます。

そこには、ことわざや人生の教訓、愛のメッセージなどが記されていています。

 
 
カンガ セイイング 言葉

 

MANENO YAKO NI ASALI UKISEMA HATUNA SWALI
「あなたの言葉はハチミツのよう、話し始めると私たちは口を挟めない」

CHOKOCHOKO SI NJEMA TAFUTENI PENYE MAANA
「つべこべ言わず、意味あるものを探しなさい」

KUPATA SI UJANJA KUKOSA SI UJINGA
「得ることが賢さでもなければ、失うことが愚かなことでもない。」

 
 

アフリカにはさまざまな布が流通していますが、セイイングが書かれていることが、カンガ最大の特徴です。

最初はアラビア語で書かれていたというセイイング。

スワヒリ語の普及とともにアルファベット表記になったそうです。

 

アフリカ布 柄 模様では、なぜカンガにメッセージが書かれるようになったのでしょうか?

それは昔、女性が男性よりも言いたいことが言えなかった時代。

女性たちはカンガを身に着けることで、さりげなくその心の内に秘めた想いを伝えたのが始まりなのだとか、、、、。
 
慎ましやかな女性たちがカンガを使って想いを伝える、そんな彼女たちの文化は、素敵だなと感じます。

 

しかし、セイイングの中には、さりげないどころか強烈な言葉まで書かれています。

時代の流れとともに、さまざまな用途で使われるようになったカンガ。

メッセージも愛の言葉から旦那への苦言まで、バラエティーに富んでいます。

 

HARUSI NI KIANZILISHI JIFUNZE KUISHI
「 結婚は人生勉強のはじまりである 」

LIMEKUSHINDA LAKO LANGU UTALIWEZA
「 自分の問題を解決できないあなたが、私の問題を解決できるわけがない 」

MACHO YAKIONA MOYO HUTAMANI
「 もし目で見たら、心は欲する。(一目惚れ) 」

 

いかがですか?セイイングの世界。

セイイングを見ていると、私はケニアの農村で一緒に働いていた、おばちゃんたちのことを思い出します。

あの人はこんなこと言いそうだとか、あのおばちゃんはこうだったとか、、、。

それはとても ” さり気なく ” といった感じではなかったけど、彼女たちはいつも大らかで明るい笑顔に溢れていました。

 
 

セイイングの意味は難しく、解釈も人によって異なります。

セイイングの中に独自の宗教観や生活習慣の違いを見つけることができるでしょう。

カンガとの出逢いはフィーリング、奥深いカンガの世界をお楽しみください。